こんにちは!ベルーフ研修生のNです。
今回は、10月にとある企業様に事務職として正社員採用された私が、どのように就職活動をして内定を得ることができたのか、振り返りも兼ねて、就職活動体験記を書かせていただきます。
私はITエンジニアやデータサイエンティストの障害者雇用を多く輩出するベルーフでは、少数の事務職希望でした。
東京近郊で就労移行支援事業所に通所されていて、事務職で就職希望の方には、東京しごと財団の職場体験実習をオススメします。私は職場体験実習をさせて頂いた企業様に内定を頂き、就職することが出来ました。職場体験実習では、とても親切に仕事を教えて頂けましたし、前職を退職した時からブランクが長かった私は、職場の雰囲気に久しぶりに触れることができて、とても良い体験でした。職場体験実習を終えて、この企業様で働きたいという願いが叶い、内定を頂き、晴れて正社員として就職することができました。
職場体験実習で実際に企業にて実習ができることは、障害者を採用する企業側と障害者雇用を希望する障害者の双方にメリットがあると思います。企業側は実習期間を通じて、障害者が職場に適応できるか、どの程度働くことが出来るか判断できますし、雇った後のことを実習での様子から想定しやすくなります。障害者側は、体験実習先で自分が働きやすいかどうかを、実際の職場での業務を通して知ることができます。
次に、就労に向けてベルーフで行ったことを振り返りたいと思います。
ベルーフでの就労支援は、就労支援員の診察同行から始まりました。先ずは主治医に、就労できる段階にあるのか、医療の立場から判断してもらうためです。主治医とベルーフの間に連携があることは、大きな安心感に繋がりました。特にベルーフの職員の方々が、私の障害や診断名に対して理解があったことは、私にとっては一番心強かったです。
また、私の経験では、障害者雇用の事務職として就職するにあたり、資格取得や電話対応が出来ることが有利に運びました。
ベルーフでは、ITパスポートの取得を全研修生に推奨しています。私は、ベルーフ通所中に2ヶ月間の勉強でITパスポートを取得することができました。ITパスポートの資格取得は、“やればできる”という自信に繋がり、とても有意義な体験でした。
またベルーフでは、希望する研修生に、実際の電話対応を実習も兼ねて任せて頂けます。電話対応は、最初は緊張しましたが、事務職で就職する為には必要なスキルと思い、ベルーフに週5日、通所して、電話対応をさせて頂き慣れていきました。
私は、就職が決まるまで、挫けかけたり、不安な気持ちでいっぱいでした。なぜなら私を雇うかどうかを決めるのは、雇われる私自身ではなく、雇う企業様側の判断だからです。ですが、素直にベルーフの就労支援員や主治医のアドバイスを実践した結果、晴れて就職することができたのだと思っています。
ベルーフの職員の方々は本人が諦めない限り、就職活動を全力でサポートしてくれます。私のこのブログを読んで、ベルーフに通所して、いずれは就職して働きたい!という方が増えることを切に願います。
東京しごと財団 職場体験実習
https://www.shigotozaidan.or.jp/shkn/yourself_supporter/workplace_experience-based_training/
研修生N